指針が正確でない純正燃料計を社外品に変更。
動いてはいる純正燃料計ですが、満タンでも「F」まで上昇せず、残り10L以上でも「E」となり、遠出するには不安でしょうがない状態。メーターが悪いのかセンサーが悪いのかハッキリせず放置していたのですが、リプロ品の燃料センサーを入手できたので検証してみました。
ちなみに純正燃料計は内部にバイメタル式のボルテージレギュレーターが内蔵されていて、バッテリーが弱った時でも表示が大きく変動しないように7~8Vの電圧で動作しています。純正水温計も同じ電流で制御されていますのでこのレギュレーターが壊れていると水温計の表示もおかしくなりますね。
2017/09/30
まずは入手した燃料センサーの可変抵抗の測定。EMPTY: 105Ω FULL: 12Ω。
続いて電源を接続して純正燃料計の動作チェック。電源は市販の単三電池6本で構成されているバックアップ用のもので実際の電圧は9.5V程度でした。センサーをFULLの状態にしても2/3程度の表示。これは実際先日ガソリンスタンドで満タンにした時の表示と同じです。結果、我がハコスカでは燃料センサーに問題は無く燃料計が故障しているとの判断ができました。あースッキリ♪
最後に社外プログラマブル燃料計を接続してEMPTY/FULLの指針の設定。今回使用した社外メーターを含め最近の燃料計は交差コイルを使用しているため12Vそのままで動作可能です。
設定した社外メーターのパネルへの組み込みは、メーターの厚さが微妙でアクリルパネルだと非常に面倒くさそうなためホットボンドで施行。電源、アース、燃料センサーの配線は純正配線を流用しています。
できれば他メーターとフォントを揃えたいところですけど、今は配線整理でそれどころじゃないんですよ…
2017/11/05
久しぶりの給油でメーターの動作チェック。
指針1/4よりややプラスで35L入りましたので15L程度残っていた換算になります。机上の計算ではタンク1/4は12.5Lですので問題無しですね。
満タンにした時に3/4~FULLをフラフラしてますがw、残量さえ正確に指針してくれれば安心して遠出できます!
純正燃料計でFULL表示とならなかったのにはセンサーの劣化も関係しているようですが、もう勝手はわかっているので、またメーターパネルを外す機会があればメーターを調整してもいいですね。