走行85,000kmのM3C中古エンジンをゲット。
同じE36 M3後期でもUSA/Canadaモデルは、M52B28の単なるボアアップ版である鉄製ブロック/シングルVANOSの別物のエンジン (S52B32) を載せています。
そのため、当方M3Cのアルミブロック/ダブルVANOSのS50B32は世界中に元々のタマ数が少なく中古エンジンも貴重となります。この点が今回この車両の再生・保存を引き受けた理由でもあります。
ちなみに、E36 M3のエンジン別生産台数は以下の通りです。(こちらのサイト参照)
S50B30 25,764台(M3前期全モデル)
S50B32 8,962台(M3後期EU仕様 日本向け輸出含む)
S52B32 11,793台(M3後期US仕様)
予算より少々高めでのオークション落札となりましたが、フルOH費用などを考えるとこれぐらいのギャンブルは仕方ないところでしょうね。(新品ショートエンジンは定価 279万円らしいです。)エンジンもVANOSも「当たり」であることを願います。
2017/07/11
中古エンジンがラウダダさんに到着したとのことで翌日息子の散歩がてらチェックしに行きました。外観上は大きなダメージは無さそうで安心しましたが、中身はどうなんでしょう….. しかし噂通り、BMWのゴムパーツは耐久性が無さそうですね。残っているホースの多くににヒビ割れが見られます。