やっとここまで…
なんとかアイドリング調整までたどり着きました。
キャブレター上の燃圧計を外して本配管。燃圧は車内の3連メーターでも確認できます。
カールファンネル、ファンネルネット装着。
燃料漏れとパーコレーションに備えて亀有EW製ヒートプレートも装着。このヒートプレートには吸気温センサーを装着する穴開け加工もしました。吸気温/水温で動作するブロワーは以前から設置済みです。
まずは基本のジェットセッティングでトライ。
メイン 150 エア 200 パイロット 55 ポンプ 40
パイロットスクリューとスロットルスクリューを既定値に合わせて、何度かスターターモーターを回しているうちにエンジン始動。
電装配線はOKですね。
ただし空燃比が15以上を示し燃料が薄い。
そこでパイロットジェットを57.5に変更。
メイン 150 エア 200 パイロット 57.5 ポンプ 40
これでちょっとエンジンの状態が改善しました。確か以前も57.5で走っていたような気がします。
ここからパイロットスクリューで空燃比が13.5~14.0になるように調整しつつ、スロットルスクリューで各キャブレターの空気吸入量を合わせてアイドリング900回転にします。
至適空燃比14.7に合わせたいところですが、CPUで制御されるインジェクション車と違ってキャブ車の場合はそこそこ濃い目にマージンを取っといた方が何かと安全なんです。
途中油圧計の配線の手直しや、燃料フィルターブラケットのステーの修正、エンジンルーム内配線の整理などもやってます。
始動するたびに燃圧が違ったり、空燃比が変化したり。
アナログ自動車の設定はこの辺が難しいのですが楽しさでもあります。
ただ、ソレックス44より40の方が間違いなくノーマルL24には合っていますね。
足りないのは見た目と吸気音だけでw、レスポンスやセッティングのし易さは40がバツグン。