荷台バーの自作。
デイキャンプや大型ゴミの処分などに絶賛大活躍中のタコマですが、
カートでサーキットに赴く際、カートスタンドやスタンドヘルパーを室内に積むとカチャカチャうるさいんですよ。
大きさ的には問題無く後部座席に入るのですが、パイプの角などでシートや内張を傷つけないかも気になります。
荷台はカデットカート1台で精一杯。頑張れば乗らないこともないでしょうけど、荷台カバーが閉まらないため走行中に落ちないかという不安もあります。
対策としてまず考えたのは市販されているルーフラック。
色々情報を探ったところ荷物を載せると高速道での風切り音がすごいらしく、値段も輸入品のため送料がそれなりしにます。おおよその販売価格は約5万円。
次に考えたのが荷台カバーの上の空間の有効利用。
下画像のようなスタイルが理想的ですが、こちらも国内在庫は無く入手には約5万円かかります。
というわけで、最終的に自作することにしました。
使用したのはSUS株式会社さんが販売している G-Fun というアルミフレームキット。
先日購入したスタンドヘルパーを組み立てていて、これならベッドバーも自作できるな、と思ったんです。
まずは荷台バーを載せるサイドバーの製作。
既存のサイドレールに28ミリパイプをアルミアングルで取り付けます。
パイプの切断は色々手持ちの器具を試しましたが、ジグソーが一番簡単でキレイでした。
固定はパイプホルダーを使用。
荷台カバーを被せても干渉しないように取付できました。
次に荷台バーの製作と組立。
一番危惧していた43ミリのフレームもジグソーで問題無く切断。
あとは販売されているコネクタを使って接続・組立するだけです。
強度は十分。
バーを使用しないときは六角レンチでバーの部分を外しておけばきちんとベッドカバーも閉められます。
基本的にアルミパイプの切断だけで製作できる簡単で満足度の高いDIYですよ。
ただし、G-Funのサイトには「車両の外側に設置するもの(車、バイクの荷台など)は製作しないでください。重大な事故の恐れがあります」と記載があります。製作は自己責任でお願いします。
2021/12/15 追記
セーフティーロックとして45度コネクタを追加。
バーの上面に荷物保護のため汎用ドア隙間テープ、側面にデコレーションとしてG-Fun専用赤カバー装着。